とうふの毎日

モーニング娘。を中心にハロー!プロジェクトを応援しています。基本的にアイドルが幸せでいてくれるならなんでもいいスタンスのゆるいヲタク。

地方なのでやっとLove musicを見た

先に言うと、番組の感想というより改めて石田亜佑美さんのことが好きだなと思った話である。


Love music、一部いろいろ言われているようだけど良かった。

ああやって全グループ全メンバーがひとつの画面におさまっているだけで感動した。
これまでもモベキマスやオールスターズのCDリリースにあわせて全員で歌番組に出たことはあったが、今回はトーク中心。それも地上波で約1時間ずっとハロプロ
OGありきの話題にもならないし、たしかに今のハロー!プロジェクトが映っていた。
とても贅沢な時間だった。

なかなか聞けない話も聞けたし、TV初ハロー!ヒストリーも聴けた。
正直予告を見たとき、おお!?YEAH YEAH YEAHじゃない!?と声が出た。

普段バラエティー露出がないため、番組に対するヲタクの期待値も高かった。
ああしてほしいこうしてほしいを言い始めるとキリがない。ヲタクって欲深い。


私が住んでいる地域の放送日は火曜深夜。
関東で放送されてから1日後の放送だった。

冒頭でも言ったようにこんな番組はそうそうないのでもちろん気になっていて、
月曜深夜のリアルタイムの時間を外して、ちょくちょくTwitterで感想を見たりしていた。

そこですでにランキングの結果も知っていた。
それに対するメンバーの反応やコメントなど、詳しい内容は知らなかったけれど。


ダンスが上手いメンバーランキングの結果を見たとき、
「あ~、これは石田さん悔しかっただろうな~」と思ったのだ。

結果に対してのコメントでは「1位になりたかった」「悔しい」「もっと頑張る」と言っただろうか。
なんなら自分で票を入れていて、それをネタにひと笑い作ったかもしれない。
と、ぼんやりそんなことを思っていた。

他の人の目にどう映っているのか分からないが、私は石田さんのことを心底真面目で不器用なキャリアウーマンだと思っている。
とにかくお仕事頑張るマンなのだ。


だから放送終了後にあがった彼女のブログを見て、正直驚いた。


悔しいのくの字もない。
そこに綴られていたのは、3位に入れたことの嬉しさや投票してくれた後輩への感謝。
ランキングに入らなかったダンスが上手な後輩の紹介。
ハロプロダンス学園の宣伝。
歌唱力ランキングで同グループの小田さくらさんが選ばれたことへの称賛。

ポジティブな言葉がたくさん並んでいた。

それが残念だったとか心配になったとかではない。ただ驚いただけ。
むしろさっきまでぼんやり思っていたあれこれを申し訳なく思った。

なんというか、見る世界が広くなったんだと思った。
自分のことだけでなく、モーニング娘。のことだけでもなく、ハロー!プロジェクト全体のことを見ている。
ハロプロの中での立場の変化を感じて、すごいなあと思ったのだ。
そして石田さんがそんな風に変化していることに気がつけなかったのが、めちゃくちゃもったいなかったとも思った。



で、昨日実際に番組を見た。

小田さんとの不仲モードも久しぶりにやってたな。
無粋なことを言うが、2人は仕事に対する考え方やモチベーションが近く、互いに高めあえる存在として信頼関係を築いている。
最近では、グループの在り方などについても話し合う仲なのである。
実際昔は仲が良くはなかった。というか学校でいうとそれぞれ違うグループに属する女子であり、それはおそらく今も変わらない。

しかしテレビとしては誰が見ても分かりやすく、印象に残りやすく、盛り上がりやすい対立関係。
この2人の不仲ネタが好きなヲタクが多いのも事実。
ああ、本当に、今日もお仕事頑張っている。


ダンスが上手いメンバーランキング発表の時間がきて、
結果を知っているにも関わらず、ちょっとドキドキした。
ダンスで入ってきた美葉ちゃんとうーたんに挟まれるほのぴが最高にかわいかったね。

そしてさらっと3位として発表され、すらすらっとコメントをしていた。
私はその姿を見てすごく、安心した。

石田さんが本当に嬉しそうで、悔しそうにも見えたから。
やっぱり悔しかったんだろうな、亜佑美ちゃん。と思った。

でも無理をしているようにも見えなかった。
本当に嬉しかったんだろうなあ。

自分のダンスへの想いを簡単に紹介して、あとは後輩の話題に流す。
自分が主役のターンなのに、カメラは引いてそこにいるハロー!プロジェクトのみんなを映していた。
ブログのとおり、とってもかっこいい先輩だった。


真面目で不器用で誤解されやすくて、繊細で。
自分の立ち位置や役割を常に考えていて。

そんな石田亜佑美さんのことが改めて大好きだなあと気づけた番組だった。
Love musicさん、ありがとうございました。